脈絡はありません inoway

ハードルは低いほど飛びやすいをモットーに駆け出したエンジニアです

【入社エントリー】ペパボカレッジを全力でおすすめしてみる

この記事は🎅GMOペパボエンジニア Advent Calendar 2022 - Adventarの3日目の記事です。

昨日はやんまー @yammerjpさんのjpro: JavaScriptで書くJSON processorでした。コマンドラインJSONを抽出するためのライブラリを自作されたそうです。すごい!自分も来週からプロダクト開発に入っていくので、使わせてもらおうと思います。

本題

いわゆる入社エントリー的なものを書きます。自分は2022年10月に「ペパボカレッジ」という枠でGMOペパボ株式会社に入社しました。

フィヨルドブートキャンプというプログラミングスクールのカリキュラムを研修生という形で利用させてもらいながら、社内メンターに毎日相談し放題という至れり尽くせりの内容です。つい先日、フィヨルドブートキャンプの受講予定カリキュラムを全て修了し、晴れて卒業することができました。

(語尾が変なことになってますが気にしないでください)

この2ヶ月で技術的な成長はもちろん、プログラミングが以前よりも断然楽しくなりました。ここからはペパボカレッジは最高なのでみんなもおいでよという内容をひたすら書いていきます。

ペパボのいいところ

この2ヶ月で本当にいい会社だなとつくづく思いましたが、すべて書くと字数が大変なことになりそうなので、自分が特にいいなと思ったことに絞って書きます。minneやSUZURIやカラーミーショップやロリポップといったサービスの素晴らしさはユーザーの皆さんが自分よりも理解されていると思うので割愛させていただきます。あくまで主観ということをご承知おきください。

その1 みんながやさしい

毎日Slackに分報スレを自動投稿できるワークフローがあり、ここで自分が今やっていることについて好きなように呟いたり、困りごとがあれば先輩方が相談に乗ってくださったりします。

分報名はgoing mywayとかrailswayあたりを意識してごーいんぐinowayにしました

ペパボカレッジの先輩nissyiさん。彼は優しすぎて仏の域に達している

さらにjune29さん、kurehajimeさんというやさしくてつよつよなお二人が技術メンターとして様々なフィードバックをくれたりします。

以下はフィヨルドブートキャンプの「Rubyでlsコマンドを作る」カリキュラムに対して手厚いレビューをいただいたPR。適切な命名をすることの大事を痛感しました。

github.com

lsコマンドを作るシリーズは1~5まであり長大なのですが、フィヨルドブートキャンプメンターのyuuuさんが以降も粘り強くレビューしてくださいました。 どれだけレビューが手厚いのかは以下のPR群を見ていただければ一目瞭然かと思います。(※ 受講生で未クリアの方はネタバレになってしまうので見ないようにしてください🙏)

github.com

開発チームマネージャーのkeokenさんは入社初日から毎日のように「inowayさん今日は調子どうですか?」と声をかけてくださって、不明点などいつでも質問できる雰囲気を作ってもらえたのがとてもありがたかったです。ここには書ききれないぐらい、ペパボの皆さんは親切すぎる!自分も新しい方を迎えた際には、できることは何でもしようと思っています。

その2 みんながつよつよ

僕のステレオタイプかもしれませんが、Rust使いはつよつよであるという認識があります。作りたいものに対して他の言語では満足のいくものにならないから、処理速度を重視してRustを使う方が多い印象です。そしてペパボにはRust使いがゴロゴロいて、Rustで自作のライブラリを作った方がいたりしてとても驚きました。 僕のメンターのkurehajimeさんも趣味でRustを触ったりされているそうです。

ペパボでは毎月Pepabo Tech Fridayという社内LTが開催されていて、そこで各事業部のエンジニアたちが技術的知見をシェアしたりしています。 以下は9月の開催内容。

tech.pepabo.com

僕がこれから開発に関わらせてもらうminne事業部の皆さんも度々登壇されていて、新卒1年目の方や前述のnissyiさんもつい先日のPTFで発表されていたので積極性を見習いたいなと思いました。とにかく皆さん技術が大好きで、やる気に溢れてます。

style.nikkei.com

(nissyiさんのインタビュー記事を勝手に貼らせてもらう。僕の推しです)

社外のカンファレンスにも積極的に登壇されていて、今年のRuby Kaigiでは2名の方がスピーカーを務めていたり、Kaigi on Railsでも複数名の方が登壇されていたりしました。入社前からRuby界隈でペパボは有名な会社のイメージがありましたが、こういった主要なカンファレンスにも定期的に登壇されているのはすごいことだなと思います。

つい先日もペパボの方が主催でShibuya.rbというオフラインコミュニティイベントが開かれました。自分も会場にお邪魔して、すごく楽しい時間でした。

その3 福利厚生がすごい

自分は渋谷にある東京オフィスで働いているのですが、GMOグループの福利厚生が本当にすごいです。例えば毎週金曜日に「バータイム」というグループ社員の交流会があり、なんと飲食無料(お酒含む)です。渋谷フクラスという非常に綺麗なビル内に、作業スペースやジムや食堂などが入っていて、知り合いの方を招いたりすると皆さん「すごいっすね」という感想をつぶやかれます。(自分も初めて来たとき先輩にすごいっすねって言いました)

また、本社の10階にはマッサージスペースがあり、業務時間内でも10分500円でマッサージを受けることができます。最近肩こりがひどかったので、先週受けてきましたが生まれ変わったように身体が軽くなりました。教えてくださったペパボカレッジ出身のhoriyuさんに感謝です。

施術のお姉さんから「あなたこのままだと大変なことになっていたわよ」と言われました

この2ヶ月で変わったこと

何か色々書きすぎて若干疲れてきましたが、これだけだとペパボカレッジならびにフィヨルドブートキャンプの魅力が伝えきれていないので、実際この2ヶ月で自分がどう変わったかを最後に書きたいと思います。

プログラミングが楽しくなった

フィヨルドブートキャンプでは「Rubyでlsコマンドを作る」というカリキュラムに取り組んだと書きました。最初は冗長なコードを書いていたのですが、メンターの方々にレビューをいただき徐々にリファクタリングしていきました。その過程で、いわゆるオブジェクト指向的な感覚が磨かれていき、どうすればスッキリとした見通しの良いコードが書けるのかというチャレンジに夢中になりました。

ペパボに入社する前は10ヶ月ほど業務委託でスタートアップ企業のプロダクト開発をお手伝いしたり、契約社員として受託開発企業でECサイトのリプレイス開発を行ったりしていましたが、正直なところ全くもってオブジェクト指向的なコードを書けていませんでした。Railsを使用したあるプロジェクトで、僕があまりにも冗長で整理されていないコードを書いていたために、テックリードの方から「inowayさんはもっとRubyっぽい書き方を意識したほうがいいよ」と苦言を呈されたこともありました。

当時はRubyっぽい書き方が何か分かっていませんでしたが、フィヨルドブートキャンプで2ヶ月間、ハンズオン形式でオブジェクト指向的な書き方を学べたことで、やっとその感覚が掴めてきたような気がします。そして、ただ動くコードを書くだけではなく、合理的で美しいコードを書きたいという欲が芽生えたことで、プログラミングが以前よりも楽しくなりました。半年ほど手をつけていなかった個人開発アプリ(Rails5)を最近触り始めたのも、純粋にコードを書きたいという気持ちからです。本当に良い経験をさせてもらったなと思います。

アウトプット量が増えた

ペパボにはわたしたちが大切にしている3つのことがあります。その内の1つである「アウトプットすること」を体現されているパートナー(社員)が非常に多いです。

各パートナーの技術ブログの更新がSlackで通知されるようになっているのですが、毎日のようにたくさんの更新があります。

エンジニアメンバー用のSlackチャンネルにて

アウトプット欲旺盛な皆さんに刺激を受け、自分もこの技術ブログを書いたり、Scrapboxで日記を書いたり、Twitterで日常のことを呟いたりするようにするようになりました。それに加えて、社内用のNotionでも業務終わりに日報を書くようにしています。

scrapbox.io

日々感じていることや学んだことを言語化することで、頭の中を整理できたり、さらなるアイデアが思い浮かんだりして良いことずくしだなと思います。それに、アウトプットには自己開示の側面もあります。inowayってこんなやつなんだと周囲の人が興味を持ってくれるようになり、いろんな方と仲良くなれました。

自分はストレングス・ファインダーで「内省」や「収集心」という資質が上位にあるような性格で、インプット偏重になりがちでした。アウトプットの習慣を身につけられたことは、今後のエンジニア人生において重要な変化だと感じています。

終わりに

つい熱が入って気づけば5000字を超えてしまいました。まだこれを読んでくれている方はどれぐらいいるのでしょうか。 GMOペパボフィヨルドブートキャンプの良さが少しでも伝わっていれば嬉しいです。最後までお付き合いいただきありがとうございました!

お知らせ

ペパボカレッジではまだまだ新たな仲間を募集しています!Webアプリケーション開発にチャレンジしたい方はぜひご検討ください!(実務未経験者も対象です)迷ったらお気軽にDMどうぞ〜 inoway (@inoway46) / Twitter

recruit.pepabo.com

次回予告

🎅GMOペパボエンジニア Advent Calendar 2022 - Adventar4日目はakichan @ch11akiさんです!更新が楽しみですね!